卵巣の中にある卵子を体外受精の為に、取り出す手術です。当院では患者様の苦痛を最小限にする為、採卵手術は静脈麻酔を使用致します。
麻酔専門医の管理の下、バイタルなど患者様の安全を専門的に管理し、腹部超音波検査を使用し、卵胞を確認しながら行います。手術自体は5~15分ですが、麻酔を使用しているので回復室で1時間ほどお休み頂きます。
採卵誘発剤について
初診の際に、薬剤を処方しお持ち帰り頂きます。薬剤は、AMH・年齢や検査に等を総合的に医師が評価し、薬剤および量を決定いたします。
また、採卵誘発剤使用開始前に卵子の質向上目的での薬剤を併用することもございます。薬剤の種類や量は個人差がございます。
採卵について
採卵は個人の卵胞の成長により、最終の採卵日が決定いたします。
月経2〜3日目
日本にて採血・超音波検査
月経6〜7日目
日本にて採血・超音波検査
月経9〜12日目
台湾にて採血・超音波検査
月経12〜15日目
台湾にて採卵
採卵周期は個人差により受診回数が異なりますが、合計3~4回の受診が多いです。
受診後当院にご報告頂き、主治医に報告し、使用薬剤および使用量の指示をお伝えいたします。
採卵手術滞在期間(台湾以外在住の方)
最後の診察の際(月経9〜12日)に台湾に来ていただき、採卵前最後の診察を行います。その際に、採卵促進剤(hcg製剤)注射時間及び採卵時間を決定いたします。帰国は採卵手術翌日となるため、基本的には合計約4~5日前後のスケジュールになります。
申し込み
日本での受診
初診
台湾での受診
採卵周期
日本・台湾での受診
採卵
台湾での受診
培養・PGTA
日本での受診
移植周期
日本での受診
移植
台湾での受診
- 申し込み
- 初診
- 採血・超音波検査
- 同意書記入
- 診察
- 採卵薬剤処方
- 移植薬剤処方
- 採精
- 採卵周期
- 採卵周期1〜3日、6〜7日目は日本で採血・超音波検査を行う
- 採卵2〜3日前に台湾渡航
- 最後の診察9〜11日目は台湾で行う
- 採卵
- 採卵翌日に日本帰国
- 培養・PGTA検査結果を待つ
- 移植周期
- 移植約10日前に行う超音波検査(内膜測定)は日本で行う
- 移植
- 移植1〜3日前に台湾渡航