最新のラボ

胚培養に適した最新の設備

最新のラボ翁紹評がアメリカでPGT‐AおよびPGT‐Mについて研究していたことから、2014年当院開院時にアメリカの最新培養室設備を参考に建設いたしました。
医療技術は日々進化し、当院の培養設備・機器も年々最新機器を導入しよりよい環境で胚を培養できるよう努めております。

培養室設備

培養環境は胚の培養過程に大きく影響を及ぼすと言われております。
ほこりなどがある環境下では、胚が汚染される可能性があり、結果として胚の成長環境に大きく影響を及ぼします。
当院では、「1%の妊娠成功率も逃したくない」という思いから、世界水準の機器を導入し胚培養に最も適した環境を提供しております。

エアシャワー

クリーンルーム(培養室)の出入り口に設置され、作業者や搬入物に付着した汚染物をクリーンルーム内に持ち込むことを防止する装置です。エアシャワーを利用することで、外からの汚染物を清潔な培養室に持ち込むことを防ぎます。

HEPAフィルター

HEPAフィルターは培養室の中に設置されており、花粉やほこり、ウイルスなど空気中の微粒子を捕集することができる「高性能な微粒子エアフィルター」です。空気中に浮遊する微粒子を99.97%捕集でき、当院では24時間稼働し清潔環境を維持しております。

空気循環式紫外線洗浄機 

空気循環式紫外線洗浄機は室内の空気をファンで24時間循環させながら、浮遊菌を除菌する機器です。人体・胚には影響を与えません。当院は培養室の基準であるエアシャワーとHEPAフィルターに加え、加えてこの機器を培養室に設置し、より清潔な環境を提供しております。

培養士

「より良い培養」の為、培養室環境を整える以外に培養室に従事する培養士自身にも細部まで厳しい規則を設けております。具体的には化粧・整髪料・香水・アクセサリー禁止、制服の上からさらにクリーンスーツを着用してます。加えて、携帯やパソコン持ち込み禁止等です。

世界水準の
培養認定書を取得

当院では、アメリカ胚学会EMBCOL(The American College of Embryology)を取得したチームで胚培養を行っております。
2020年にICSIと呼ばれる顕微鏡受精の技術で高い技術が認められ認定書を獲得し、現時点では台湾で当院のみ取得しております。培養認定書はこちら

3つのラボ

当院には、院内に3つのラボがございます。
「培養室(胚・遺伝子)」と「検体検査室」でございます。検体検査室では、尿や採血等の検体を用いて生化学・血液検査及び免疫検査を行っております。院内で検査を行う事で、診察前に結果が出るように努めております。生化学検査では、患者様が迅速に診察できるようホルモン採血や血球といった主要項目は、約1半時間で出ます。免疫検査に関しても、院内の検体検査室で行っており、最短1日で結果が出ます。その為、着床不全・不育症等で免疫性不妊の方でも、短期間の滞在で治療を行って頂けます。

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