1%の可能性でも諦めない!

1%の可能性でも諦めない!

私たち夫婦はα型サラセミア(甲型地中海貧血)の遺伝子キャリアであり、私たちの子供もその遺伝子を受け継ぐ可能性が高いと言われていました。私が30歳になった頃、婦人科で検査を行ったところAMHが0.32しかなく、医師より早期閉経の可能性が高く、妊娠出産は困難であると診断をされました。そしてサラセミア遺伝子保持者の為、PGD(PGT-M)が必要であり、正常な胚胎は全体の4分の1の確率である事、そして私の卵巣機能の事を踏まえて妊娠出産諦めた方が良いと言う事でした。それを聞いた私は、心の中で「4分の1の確率と言う事はゼロではない!どうして諦めろと言うの??」と言う気持ちでいっぱいでした。

そして後日、友人から愛群中西クリニックを紹介してもらい、早速診察にいきました。私は初めて翁医師の診察を受けた時の事を鮮明に覚えています。翁医師は私が持参をした検査結果をとても熱心に読み、私と主人の状況を分析した上で、早期閉経の為人よりも多く採卵が必要である事や、PGD(PGT-M)の検査で正常胚を見つける必要がある為、そして他の人よりも苦労をしなければならない。そのため治療に入る前に心の準備をしなければならないが、決して不可能ではないと、治療方針や費用に関する説明をしてくださいました。そして同時に翁医師より中医学の治療は卵子、精子の質の向上に役立つ為、先に中医学での治療を三か月行った後、採卵周期に入ると説明がありました。採卵周期に使用する薬も卵子の質に影響を及ぼさない様に最大の注意を払いながら治療を行って頂きました。なぜなら私たちにとって1つの卵子はとてもとても貴重なものだったからです。

私たちは6回採卵を行い、結果11個の卵子の採卵に成功し、そのすべてが問題なく受精をしました。そしてその約半分の5個が胚盤胞まで培養が出来きました。本当に愛群のLABと中医学はすごい!と思いました。5個の胚盤胞にPGD(PGT-M)検査をした結果1個正常胚があり、その胚を移植し、幸運にも妊娠することができました。妊娠中は出血するなど心配する事もありましたが、翁医師や中医学の陳医師のおかげで赤ちゃんはお腹ですくすくと育ち、今年(2022年)の2月元気な女の子を出産しました。本当に翁医師を始め、中医学の陳医師、そして愛群の皆さんのおかげです。初診の際に翁医師が言った「1パーセントの可能性でも試す価値はある。少なくともあなたは4分の1の可能性があるのだから」と言う言葉がなければ、この可愛い赤ちゃんを抱ける事は永遠になかったと思います。

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